伊賀牛は、三重県の伊賀市・名張市で伊賀産肉牛生産振興協議会に選ばれた 伊賀地域の生産者は約30戸で約2400頭の牛が飼育され、 その8割が地元の伊賀産肉牛生産振興協議会認定の精肉店にて販売され消費される為、 生育環境や気候がよいのも特徴です。 伊賀地域は、年平均気温が約14℃と三重県内でも低く、 また、生体取引がおおよそ8割を占め生産者と販売事業者との距離が近く 伊賀産肉牛生産振興協議会が、伊賀牛を定め、ブランドを保全しています。 いがぎゅうと読みます。 伊賀牛と松阪牛はどこが違うのでしょうか? 伊賀牛の歴史は、1310年鎌倉時代の書物『国牛十図』で 伊賀忍者の文献上の所見は1487年鎌倉幕府時代であることから、 伊賀牛の味は、芳醇な香りとコク、 赤身と脂肪のバランスがよく、 しっかりとした赤身の伊賀牛がなぜ幻と言われるのか、すこしお話させてください。
生産者によって肥育されたメスの黒毛和種の未経産牛にのみ与えられる称号です。
年間約1300頭が出荷されます。
地元以外ではほぼ流通する事がない希少価値の高いブランド牛です。
そのため、「幻の牛」とも呼ばれています。
当店も認定精肉店の1つです。
また盆地特有の寒暖差のある気候が暑さに弱い牛の肥育に向いており、
キメ細かい肉質の牛肉に仕上がると言われています。
生産者へ消費者の声が届きやすいのも肉質の維持と向上に役立っています。伊賀産肉牛生産振興協議会とは?
昭和37年9月に設立されて以来、伊賀産肉牛の生産を盛んにし産地造成を図るとともに、
生産農業の振興と経営の安定化を目指して活動しています。
最長かつ12カ月以上飼育したもの伊賀牛の読み方
伊賀牛と松阪牛の違い
同じ三重県のブランド牛ですが、それぞれに特徴があります。
ここでは松阪牛と伊賀牛の違いをご紹介します。
伊賀牛
松阪牛
黒毛和牛
黒毛和牛
メスの未経産牛
メスの未経産牛
但馬牛の種雄を使って生まれたメス牛かつ処女牛に限った宮崎県産の素牛を、伊賀管内(伊賀市、名張市)で最長かつ最終肥育地として12ヶ月以上肥育されている事
但馬牛の他、全国各地から子牛を買入れ、松阪牛生産地域(三重県内旧22市町村)での肥育期間が最長・最終である事
伊賀産肉牛生産振興協議会の会員が肥育している事
松阪牛個体識別番号システムに登録されている事
年間出荷頭数
約1,300頭
うち、約1,000頭は地元消費年間出荷頭数
約7,000頭
うち、約3,000頭は東京へ出荷
伊賀で肥育するまでの規定がかなり厳しく限定し、安定した品質を維持している
出生地は問わないが、肥育の技術とノウハウで高い品質に持っていく
赤身の柔らかさと旨味の強さが特徴で、あっさりとした甘みを味わえ焼肉やステーキに向いている
細かな霜降りで脂肪の比率が高く濃厚な甘みが特徴で、すき焼きやしゃぶしゃぶに向いている
伊賀忍者も食べた伊賀牛
大和牛として伊賀牛が記載され、それ以降、
伊賀忍者が戦時食として伊賀牛の干肉を携帯し
体力づくりをしていたと伝えられ、この忍者の干肉が
伊賀牛のルーツとも言われています。
伊賀牛は500年以上の歴史があります。三大和牛をしのぐ美味しさです。
とろける様な柔らかさで
三大和牛をもしのぐ美味しさです。
脂の旨みに頼らない。
深いコクも堪能できる、
赤身が美味しいブランド牛です。